在校生の声
第8回生
私の目指す看護師像は「正確な知識と技術をもった、他者を思いやることのできる看護師」です。私の母は女手一つで私と弟を育ててくれました。さらに私は、周りの親戚や友人、学校の先生方など、多くの人たちに支えられてきました。このことは感謝をしてもしきれません。
私が看護師を目指そうと思ったのは、このような周りの人を思いやる心や、誰かを助ける姿を見て、「人を助ける仕事がしたい」「誰かを救おうとする人のサポートをしたい」と思ったからです。高校2年生の夏に、1日体験ナースに参加しました。私が想像していた看護の仕事は、患者さんの身の周りのお世話をし、医師のサポートをすることだと思っていましたが、それだけではないことが分かりました。患者さんはけがや病気で身体だけでなく心も傷ついています。看護は身体だけでなく心のケアも必要なこと、様々なことに意識をはりめぐらせ、常に自ら行動することが大切であり、決して簡単な仕事ではないことが分かりました。
本校で自分の目指す看護師像に向かって学習し、同じ目標をもつ仲間とともに成長してきたいと思います。
第8回生
私が看護師を目指したきっかけは、祖母のお見舞いで看護師の姿を目にしたことです。「家に帰りたい」と何度も言う祖母に対し、看護師はまずその理由を聞いて気持ちを受け止めていました。不安を取り除くような看護師のかかわりで祖母の気持ちが落ち着き、不安な表情が和らいでいくように見えました。看護師が祖母に寄り添って話す姿は、患者の心と通じ合って安心を与えているようでした。この時に、治療のサポートだけでなく、患者に寄り添って心のケアをする看護師に対して憧れをもちました。
私はこれまで、思いやりを持った仲間に支えられて大きな困難を乗り越えてきました。悲しい時には寄り添い、楽しい時には一緒に笑い合い、失敗したときには厳しく怒ってくれるような仲間です。この経験からも、思いやりをもった看護師になりたいと考えています。今は、新しい学習内容の難しさや学習の多さに圧倒されて不安な毎日です。しかし、自分が目指す看護師になるためにも日々の努力を忘れず、クラスの仲間と支え合いながら看護師に必要な知識や技術、経験を積んでいきたいと思います。
第9回生
私が看護師を志したきっかけは、高校入学後に参加したナース体験です。ナース体験の中では、朝の検温に同行させていただきました。その際、体温を測定しながらも、看護師と患者の間で会話が弾み、自然な笑顔がありました。私は、病気や疾病等で、慣れない環境の中で一日のほとんどをベッド上で過ごされている患者が、看護師とコミュニケーションをとることにより笑顔になっていたことに感銘を受けました。その際私は、看護をするということは疾患にだけ注目するのではなく、患者に寄り添い、精神的な面から少しでも患者の心を癒やすことができるのではないかと考え、看護師の仕事に魅力を感じました。私も1人でも多くの患者の心の支えになりたいです。
私が本校を知ったのは推薦入試が終わった後の12月でした。本校のホームページより、個別見学会の存在を知り、すぐさま個別見学会の参加申し込みをしました。私が学校見学で本校のいいなと思ったところは、リエゾン活動という縦割りでの活動があることです。本校の学生は、厚生連系列の施設へ実習に行ったり、就職をしたりします。そのため、同級生のみならず、先輩との関わりが多くあります。その中で、学生のうちから縦割り活動で他学年との関わりを持てるところに魅力を感じました。また、見学に行った際に掲示してあった学生手作りの掲示物から1.2.3年が一つになり、励まし合いながら日々の学習に取り組んでいると感じ、私も切磋琢磨していける仲間がいる環境で自分の目指す看護師に向け学習をしたいと考えたため、本校を志望しました。
第9回生
私は幼少期の入院経験がきっかけで看護師という仕事に興味を持ちました。一日中家族のもとを離れ、1人で過ごしたことがなかったことや、治療に対する不安から今までにない恐怖と寂しさを感じたことを今でも鮮明に覚えています。そのような時、担当看護師がいつもそばで寄り添い、励ましてくれました。慣れない入院生活と治療は不安なこともありましたが、その方から笑顔と元気をもらい乗り越えることができました。そのような経験から、私も闘病している方に少しでも前向きに笑顔でいられる時間を増やせる人になりたいと思いました。また、患者に親身に寄り添い、ご家族と共に心の支えとなれる看護師になりたいです。
本校の教育理念は、「温かい看護の実践」です。オープンキャンパスに参加した際、先生方と先輩方がとても温かく歓迎してくれたことが印象に残っています。進路について悩んでいた時に、看護の専門知識や技術の習得だけでなく、人に対する思いやりの心や優しさも同時に学び実践力を身に着けられると先輩方から直接話を聞いて感じたため、本校を志望しました。 目標にしてきたことを本格的に学べる環境になり、頑張ろうという気持ちの反面不安も多くあります。しかし、夢を応援し進学させてくれた両親に感謝して、仲間と共に理想の看護師になれるように日々の積み重ねを大切にこれから三年間成長していきたいと思います。
第10回生
私は子供と接することが好きで以前は保育士になりたいと思っていました。しかし、看護師を志望していた友達から看護師の仕事について聞き、調べていくうちに、自分が小さい頃に入院をしていたこと、その時に関わってくれた看護師の方のことを思い出しました。そして、私も子供たちの成長を医療の面から支えたいと思い看護師になりたいと考えるようになりました。
また、コロナウイルスと戦う医療従事者を取り上げたニュースなどを見て、私もコロナウイルスと最前線で戦う看護師の一員になりたいと言う気持ちが生まれ、看護師を目指そうと決心しました。私は、技術や知識はもちろん、患者さんやその家族を医療面からだけではなく精神面からも支え信頼される看護師になりたいと思っています。
今は入学したばかりで分からないことだらけですが、両親や支えて下さる周りの方々への感謝を忘れず、授業などで教わったを吸収し生かすことができるよう仲間と一緒に頑張っていきたいです。
第10回生
私はもともと人の役に立つ仕事に就きたいとずっと考えていました。高校生の時に1日ナース体験に参加しました。その時に見学させていただいた男性看護師の関わりが的確だったことが印象的でした。患者さんの不安な気持ちを和らげるよう寄り添いながら、コミュニケーションを大切にして仕事をしている姿がありました。そんな姿を見て看護師を目指そうという思いが生まれました。
また、介護の現場で1年間働く機会があり、介護に関わる職種の方々と接していく中で、患者さんの健康維持のサポートや心のケアをしたいと思い、より看護師の仕事に憧れを抱き本校一本で受験しました。
本校の教育理念でもある「温かな看護」を実践する看護師になるために、日々の授業や実習を通し、看護師に必要な知識、技術、経験を積んでいきたいと思います。そして、多くの患者さんの支えや助けになれる男性看護師を目指します。